センターについて
山形大学医学部東日本重粒子センターは、世界初の総合病院接続型の治療施設です。持病のある患者さんも治療を受けることができます。
●照射エリア
回転ガントリー照射室

世界3台目の超伝導技術を用いた回転ガントリーにより、様々な角度からの照射が可能な「回転ガントリー照射室」。上下左右や斜めなど、いろいろな方向から治療部位にピンポイントで重粒子線を照射しますので、患者さんは楽な姿勢のままで治療を受けていただけます。国内で回転ガントリーを使用している重粒子線治療施設は、当センターおよびQST病院(千葉市)の2施設だけです。
固定照射室

水平方向から重粒子線を照射する「固定照射室」。主に前立腺がんの治療が行われます。
「回転ガントリー照射室」「固定照射室」では共に国内5台目の3Dペンシルビームスキャニング法を採用しており、標的とする腫瘍の形状に合わせて塗りつぶすようにビームを照射します。

スキャニング照射機器のサイズ比較(左:従来型、右:山形大学採用の機器)
センター外観

センター入口

2階 受付ホール
2階 渡り廊下
2階 診察室
2階 治療待機室
2階 待合ホール