重粒子線治療とは(特徴・回数・期間)

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重粒子線治療とは


放射線治療の一種です。通常、エックス線という放射線が使われますが、重粒子線治療は炭素イオンをがんに照射する治療です。

●放射線の種類


放射線の種類

●重粒子線とエックス線の線量分布の比較


重粒子線とエックス線の線量分布の比較

※量子科学技術研究開発機構HPより改編
※重粒子線はがんに集中してダメージを与えて止まるため、正常臓器への影響を少なくできます。


特徴・回数・期間


重粒子線治療は、全身への転移がない固形のがんが対象となります。


※一定範囲内に留まる少数の転移性のがんについては治療が可能な場合があります。まずは主治医の先生への相談をお勧めします。


1. 効き目が強い
他の放射線に比べ破壊力が強く、今まで効きにくいとされてきた骨肉腫などにも効果を発揮します。
2. 正常臓器への負担軽減
がんに集中的に照射が可能で、周りの正常臓器にはダメージが少ない治療です。
3. 短期間で治療できる
他の放射線と比べ、重粒子線照射回数が少なく、概ね半分以下の短い期間で治療できます。




重粒子線のほうが他の放射線より
正常範囲に当たらずがんに集中しています。


※イラストは前立腺がんの場合のイメージです。
※すべての照射が完了した際の照射影響範囲です。


重粒子線の照射回数と治療期間の目安



部位 照射回数 治療期間
前立腺がん 12回 3週間
肺がん Ⅰ~ⅡA期 1、4回 1日、1週間
局所進行 16回 4週間
肝臓がん 2~4回 1週間
頭頸部 16回 4週間
大腸がん術後再発 16回 4週間
骨軟部腫瘍 12、16回 3、4週間
転移性腫瘍 4、12、16回 1、3、4週間
膵臓がん 12回 3週間
婦人科領域のがん 16、20回 4、5週間
腎臓がん 12回 3週間
食道がん 12回 3週間

原則、週4日間(火曜日から金曜日)照射治療を行っております。
月曜日は重粒子線照射装置の点検等のため照射治療は行っておりません。

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